ツアーのお知らせ

2023年度 ツアー開始しました。
本年度は平日大人のみ(シングル艇限定)の催行です。
土日祝日、及びお盆期間中(8月10日~20日)はお休み

シーズン始まってますが、ツアーの受付を開始しました。ただ、食堂がスタッフ不足(ガイドが兼務しているため)のため、本年度も平日のみの開催とします。それと、長年酷使して来た右手首の腱鞘炎(ガイドあるある)が悪化してまして、ダブル艇(40kg)を車に乗せたり運ぶ時に涙が出そうになります。なので今年はシングル艇のみの使用とし、定員を3名までとさせていただきます。

※ダブル艇を主とするファミリーツアーはしばらくお休みします。申し訳ありません。
ただし、身長140cm以上(平均的に4年生以上)のお子様に関してはシングル艇で対応可能です。
詳しくはお電話でお問い合わせください。

★催行スケジュール

●7月:平日のみ催行/土日祝日はお休み
●8月:平日かつ「半日ツアー」のみ催行/土日祝日及び11日~20日まではお休み
●9月:平日のみ催行/土日祝日はお休み
●10月:平日のみ催行/土日祝日はお休み
●11月:中旬ころまで催行/土日祝日はお休み

★夏場(8月)は半日ツアーのみの開催。
★風がひんやりしてくる秋からは1DAYツアーがオススメ♪初心者も大歓迎♪

海と言えば夏のイメージがありますが、気温が35℃を超える猛暑日においては、さすがに海の上も暑いです。というより「熱い!」です。ぶっちゃけ、のんびりと漕いでなんていられません。(地熱から開放される海上は体感気温が5℃ほど下がりますが、それでも暑いです)というわけで夏場は熱中症対策を兼ねて海水浴をしたりシュノーケルをしたり海遊び中心のメニュー(レジャー的)になります。また、パドリングそのものは力を入れずに漕ぐので疲れることはありませんが、紫外線が強い日(特に風がある日)は疲れが出ます。疲れ原因は紫外線による肌へのダメージです。なので、夏場は肌を露出しない長袖シャツと帽子の着用をお願いします&8月中は半日ツアーのみの催行とします。

一転、暑さが和らいでくる9月以降は「瀬戸内をのんびり楽しむ」手作りランチ付きの1DAYツアーがオススメです。もちろん半日ツアーでも十分楽しんでいただける内容ですが、遊んでる時の時間はアッという間。海に慣れてきたところで終わってしまう感じが半日ツアーの切ないところ・・・。対して一日ツアーは時間的な余裕があるので全てにおいてのんびりしています。というわけで、時間の許す方、海をどっぷりと楽しみたい方、大自然に癒されたい方は、ぜひ1DAYツアーへどうぞ♪

※シーカヤックは秋が天国! 詳しくは→ シーカヤック歳時記

なお、1DAYツアーはツーリング主体の経験者向けコースではありますが、経験値や海況など、時々の状況に応じてアレンジしますので初心者や体力に自信のない方でも参加OKです。シーカヤックは未踏な領域へ挑む冒険性やサーフゾーンやカレントを楽しむパドリングスポーツとしての側面もありますが、常は力を抜いて漕ぐ有酸素運動(エアロビ)です。リラックスし力が抜けるほどスピードが出て楽に漕げるようになります。すると、どんどん距離が伸びて、想像もしなかったところまで行くことができます。距離が伸びるほど感動的な風景に出会えるチャンスも広がります。つまり、カヤックは体力や筋力よりも心。楽しむ心やワクワクする心が重要なんです。「自分の力で海を越えて征く」長距離パドリングの肝は「自分の常識や想像を超えて行くところ」その感動をぜひ体験してほしいと思っています。

海でお会いしましょう! ガイド 連河

電話(ガイド直通):090-7144-7488

受付時間:9:00-20:00 

SMS(ガイド直通):090-7144-7488

受付時間:いつでもどーぞ。確認次第返信いたします。

※ご予約の際は下記事項をお伝えください。詳しくは→ 予約方法

  • 1.希望日・時間帯(半日ツアーは午前・午後など)
  • 2.希望ツアー
  • 3.参加人数と年代(20代、30代など、ファミリー参加の方はお子様の年齢)
  • 4.お名前(代表者)
  • 5.携帯番号
  • 6.送迎の有無(送迎の定員は半日ツアーが3名、一日ツアーは2名まで)
  • 7.その他、ご要望、意気込み、質問事項など、なんでもどうぞ♪

2022年度のツアーを終了。

15年目のシーズンが終了。気が付けば僕も50歳のオッサン!白髪は増えるし老眼は進むし潮風と紫外線にさらされてシワは増えるし肌はドス黒いし、どこから見たって百姓か漁師(リスペクトを込めて)にしか見えません。でも、島に来る前は色白のシティーボーイ(死語?)だったんですよ。今となっては見る影もありませんが・・・。(笑)  島に来てから通算5万キロくらい漕いだかな。おかげであちこちガタがきていてフェザリングすると右手首がシクシク痛い。でも、アンフェザーにすれば漕げるので、あと10年はいけるかと。というかカヤックやめたら一気に老けそうで(心身共に)やめる方が恐いというかやめる勇気がないというか・・・。体力は衰えていると思うんです。でも働く意欲は増している。この歳になってわかった気がするんです。働くことの意味。働けることの意味が。「働く」とは「人」のために「動く」と書きますが、誰かのために動いてる方が元気でいられるし、幸せでいられる。だから動けることがありがたい。働けることがありがたい。当たり前のことが嬉しいんですよ。喜んでくれるお客様がいることが何よりの原動力。今年もたくさんの笑顔と元気をいただきました。来てくれてありがとう。

ガイド:おやじけんじ

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スクーリング&カヤックの販売はじめました

コロナの影響か「一人で海を漕ぎたい」「自分のカヤックが欲しい」といったリクエストが増えて来たので、スクーリング及びシーカヤック(WATER FIELD KAYAKS)の販売をはじめました。

シーカヤック

スクーリングについて

スクーリングは「一人で海を旅するためのイロハ」を学ぶ講習です。基礎となるパドリング技術、いざという時のリカバリーやレスキュー技術、悪天候時の航海方法やサーフゾーンでの離着陸方法、安全な航路を見極めるウェイ・ファインディングやナビゲーションといった航海術のイロハ、ならびに海洋や海岸利用に関する法令やルール、マナーなどのコンプライアンス全般、海での倫理や行動指標となるシーマンシップに至るまで、安全な海旅を行うまでの様々な技術や知識を提供します。

このうちカヤックの操船技術は比較的短時間で習得可能です。ただし、海を渡るための「航海術」や、安全を見極める「判断力」を身に付けることは容易ではありません。海そのものを理解するためには時間にして最低3000時間の経験は必要だからです。なおかつ一人で海を漕がない限り、深い理解や学びは得られません。緊張感が自分を磨いてくれるからです。とはいえ、予備知識も無しにいきなり海へ出るのは自殺行為です。そこでまずは基礎となる技術や知識を広く学ぶ場としてスクーリングを開始した次第です。

主な講習内容は以下の通りですが、レベルや目的に応じた講習を行いますのでご相談ください。
※見出しをクリックすると詳細が出ます。↓

1.漕術
様々な漕ぎの技術をレクチャーします。とりわけカヤックの99%は前漕ぎ(フォアードストローク)ですが、一番簡単そうで一番難しいのが前漕ぎです。試しにロールをするとわかりますが、正しい前漕ぎができてる人は簡単にロールができるようになります。しかし、前漕ぎの基本ができていない人は練習してもなかなか成功しません。前漕ぎもロールも基本は同じだからです。なので、まずは前漕ぎをマスターするところからはじめます。 もっともカヤックを上手になる一番の練習は、とにかく漕ぐ!長距離を漕ぐ!限界まで漕ぐ!ですが、一応一通りの技術は知っておいた方が良いですね。
2.リカバリー(ロール)&レスキュー
沈しそうになった時や、沈してしまった時のリカバリー方法、及び沈した人を助けるレスキュー方法をレクチャーします。とりわけロールができなくてもカヤックは漕げます。しかし、できるかできないかには天地の差があります。ロールができるようになると海に対する「恐怖心」が消えるからです。 「ひっくり返ってもすぐに起き上がれる」それを知っていればどんな状況でも平常心でいられます。視界が広がり精神的なゆとりが生まれます。ここが非常に重要なんです。なので、ロールはできるようになった方が良いです。
3.「海気」を読む ~ 海の気象学と観天望気、潮汐などについて
シーカヤッキングにおける技術に優先順位をつけるとしたら、一番は「風」を読む技術。と断言してもいいです。全ての波は風によって引き起こされるからです。そして二番目は「潮」(潮流)これについては影響を受けない海域(日本海など)もありますが、瀬戸内海に限っては強い影響を受けます。というわけで、人力航海において強い影響を受ける「風」と「潮」この二つがどのように移り変わるのか。10分後、30分後、60分間後、海はどういう状況か。を明確に予測し、安全な航路を見極めていくことがカヤッキングの本質的な部分で奥深いおもしろさでもあります。

また、海には独特の気象があり、我々はこれを「海気」と読んでいますが、障害物の無い海上は陸上と違い天気が急変しやすく、地形や山の標高、気圧などのちょっとした変化で大きな影響を受けます。ゆえに、カヤッカーは風と潮の専門家である必要があるわけです。総じて、海は数千キロ先の気圧の影響や天体(月の引力)の影響を受ける自然の摂理が凝縮された世界。それゆえ天体全体のリズムを捉えるマクロ的な視点と、目の前の波の状態や動物たちの動きなどを捉えるミクロ的な視点の両方が必要な地球サイズの遊びです。 以上、講習では天気図の読み方から気象データを用いた現代的な予測方法、計測器機を使った現場での予測方法、ならびに五感や森羅万象から気象を読み取る「観天望気」などの古典的な方法などもお伝えします。
4.ナビゲーション(航海術全般)
「今、自分はどこにいて、そして目的地まで何分で到達できるのか。」を風や潮の状況、自分の速力や体力を踏まえた上で正確に予測し航行する。これがナビゲーションの極意で、海を案内するガイドにとっては必須技術の一つです。もっとも、海には決められた道はないし、どこを征くかは個人の責任と判断において自由です。また、気圧が安定している静寂の海をちょこっと漕いだり、沿岸を軽く漕ぐだけなら必要ないものかもしれません。が、島渡りをする時や長距離を漕ぐ時、荒れた海を征く時にはなくてはならない技術です。目には見えなくても海には状況に応じて辿るべき道があるからです。最も安全かつ最小エネルギーで辿り付ける快適な道。その道を頭の中で明確なビジョンとして描き、イメージ通りにトレースする。これがシーカヤッキングにおける最も高度なおもしろさです。伝統航海ではこのことを「ウェイ・ファインディング」と呼んでいますが、GPSが無くても太陽や月や星、山や雲などから方角や距離を割り出したり到達時間を予測することもできる。(そこまで突き詰める人はほとんどいませんが・・・)それはさておき、講習ではチャート(海図)の見方やコンパスの使い方、加えて山や建物など目視できるものから現在地や距離を推測する「山立て」方法などをお伝えします。イメージ通りに航海ができるようになったら一丁前。海が庭のような近い存在になり、楽しい遊び場になります。
5.海洋や海岸に関するコンプライアンス全般(法規やルール、マナーなど)
海は国民に開かれた巨大な遊び場です。つまり誰でも自由に使えるパブリックスペース。どこを行こうが個人の判断と責任において自由です。加えて、人力のカヤックに法的な免許制度や海面使用における制限はありません。法的な制約があるのはエンジンが付いてる舟だけです。ただし、海上には様々な船舶が行き交い、沿岸部にはたくさんの人が暮らしています。当然ながらそこには様々なルールやマナーがあり、浸入してはいけない場所もあります。ゆえに、正しい倫理観や道徳観を持ち、第三者には絶対に迷惑をかけない。不快な思いをさせない。そうした「他者への配慮」がとても重要なものになってきます。(業界的にはこの部分を特に重要視してきました。カヤックを一つの文化として定着させ長く続けたいからです。そうかと思えば爆音で海を縦横無尽に走るジェットの連中もいますが、これは論外。いつかは淘汰されるでしょう。)というわけで、講習では海に関する様々な法令やルール、マナーなどもお伝えします。
6.シーマンシップ(心構えと考え方)
「スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り」これは旧海軍の伝統精神を表す有名な言葉で、海に関わる者の心構えや道徳観、節度を表現したものです。とりわけ大きな船(シップ)は一人で動かすことはできず、一人一人が与えられた持ち場で確実に仕事をこなすことではじめて船を動かすことができるわけですが、そこでは全ての乗組員が運命共同体であり「助け合う精神」が求められます。よって、船の乗組員はスタッフではなくクルーと呼ばれます。うんちくはさておき、一人乗りのカヤックには関係ないじゃん?精神論とかいらなくね?と思うかもしれませんが、これが大アリなんです。自然と直接対峙するカヤックにおいて、最終的に支えになるのは心構えや考え方だからです。もしも嵐に遭遇し、為す術を無くした時、あなたならどうする? 僕はきっぱり諦めます。死ぬのを待つ。という意味ではありません。「諦める」は一般的にネガティブな言葉ですが、語源は仏教用語で「明らかにする」という意味です。つまりは「状況を明らかにした上で時を待つ」嵐の次は静寂が来る。同じ状況は長く続きません。要するに、海では「待つこと」が最も安全な方法なんです。耐え忍んだとしても待てば状況は変わる。逆に急いだり慌てて助かろうとするほど命は削られる。だから余計なエネルギーは使わない。自然界には「勝つ」という意志は存在せず、ただただ「負けない」という意志があるだけ。これが「負けじ魂」の意味なんですが、知っていれば助かることもあるかもしれません。

【講習料金など】

1日講習(9:00-17:00)14,000円。(食事別)とし、回数に応じて割引きいたします。
初心者に関しては最低3回(3日間)の時間はほしいところですが、単発の講習でも可。
イメージとしてはガッツリお勉強というよりは、ツアーのスペシャルバージョンという感じで
ツーリングに出かけながら、実践と浜辺での座学を織り交ぜた内容です。
また、当日の天気状況や体調などによっては気分も変わるので、
都度、天気状況や進捗状況、気分に応じて臨機応変に即日対応しております。
いずれも楽しむ中で学びは深くなるし、カヤックはあくまで「遊び」なので
楽しむことを優先したスクーリングになっています。
もちろんリクエストがあればガチ漕ぎも可。
悪天候な日ほど深い学びを得られるチャンス!
ここがツアーとは唯一違うところですかね。

興味がある方はお電話またはメール(SMS)でお問い合わせください。
※日中は電話に出られないことが多々あります。

電話(ガイド直通):090-7144-7488

受付時間:9:00-20:00 

SMS(ガイド直通):090-7144-7488

受付時間:いつでもどーぞ。確認次第返信いたします。


シーカヤック本体(WATER FIELD KAYAKS)や備品の販売も行ってます

WFKカヤック

 

当方は「WATER FIELD KAYAKS(以下WFK)」の販売も行っています。(水野さんが創っているのでWATER(水) FIELD(野) です)WFKをオススメする理由は「美しく、丈夫で、カッコイイ!から~」というとちょっとアホっぽく聞こえますが、荒れた海で一番信頼がおける舟だからです。過去いろんな舟に乗りましたが、10年酷使してトラブルが無かったのはWFKだけ。耐久性や性能は折り紙付きです。特徴としては「軽くて、強くて、柔らかい」FRPなので当然ながら素材自体は硬く、柔と剛は相反する関係なのですが、水野さんの舟はなんとなく乗り味が柔らかい。その秘密はフォールディングのように骨格があることです。強度を出すためにはFRPの積層を厚くしたりカーボン※1素材を使えばいいのですが、厚くするほど重くなる。そこで、過重のかかる部位や擦れるキール部分などは厚く、デッキは薄く、部位によってFRPの厚さを変えつつ、骨格をつくることで相反する柔と剛、そして軽さを両立させている。こうした部分が、他社の舟とは違う部分で、プロガイドに支持されている理由です。その他、金属パーツを極限まで使わないことや、樹脂やゲルコートにおいても高品質な国産品を使っていることなど、細部までこだわりがハンパない。正にMADE IN JAPANな舟です。というより、もはや芸術作品!

※1カーボン(炭素繊維)は電気を通すので海では恐くて乗れません・・・雷鳴ったら超恐い!

補足までに、社長の水野さんは国内唯一のシーカヤックビルダーで、日本にカヤックが入って来る前から制作をはじめた人です。(見たこともない舟をつくりはじめた人)元々は一級建築士として事務所を構えていましたが、たまたま目にしたスケッチがきっかけでシーカヤックビルダーに転身。以来新し舟を次々とリリースしています。WFKの良いところは水野さんが社長であり、カヤッカーであり、デザイナーであり、ビルダーであることです。大きな会社は経営側とつくる側は細分化されていることが常ですが、この場合どこかに妥協点が出ることが少なくありません。その点、WFKはつくりたい舟を納得いくまで突き詰めている。こうした部分が世界的に評価されてる背景だと思います。

販売に関して

カヤックの販売はリピーター、スクーリング受講者、及びある程度の知識や経験がある方を対象とし、一般販売は行っておりません。理由は事故やトラブルを未然に防ぐためです。カヤックは自由な乗り物ですが、海には様々なルールやマナーがあるため、ある程度の知識や経験がある方を対象としています。

※オーダーから納品までには3ヶ月~半年ほどかかります。
※カラーリングも自由に指定できます。
デッキ、サイドのライン、ハル(船底)、コクピットのコーミングやシートなど
価格等はWFKのHPをご確認ください。

アフター、その他

当方ではFRPの補修やリストアなどのアフターケアも行っておりますます。
※FRPの舟は半永久的です。穴が開いても補修ができるので何十年も使えます。
※DIYが得意な人は自分でも補修できます。希望される方には補修の
※その他、パドルやスプレーなどカヤックの備品も特別価格で購入可能です。

試乗艇

シメスタ、不知火Ⅱ、知床、リビエラ、サスケ、UーYAK、スマートジェミニ(W艇)などがあります。WFKは種類が多いですが、一つ一つ乗り味やクセがあるので、興味がある方は乗って確かめてください。

※主観ですが、ツーリング主体ならオールマイティーなシメスタをオススメしています。デザイン的にはクラシックな不知火の方が好きですが、安定性(一次、二次共に)、荷室の広さ、積載性、ロールのしやすさ、メンテナンス性など、細部が改良されて進化しています。スパルタンシリーズ以降の艇はキールの形状が改良され、舵無しでも直進安定性が良く、リーンが効くのでコントロール性能も上がっています。ちなみにツアーで一番出動回数が多い舟はU-YAKです。とにかく軽い、幅があるので安定感があり初心者でも安心、ショートサイズなので取り回しが良く強風や荒波にも耐えられる。それでいてけっこう速い!正にオールラウンダー。一番売れてるのもU-YAKだそうです。


2021年度のツアーを終了。たくさんの笑顔に出会いました!

今年もたくさんのご来店ありがとうございました。やっぱ海は楽しいね。(毎年同じこと言ってますが・・・)改めカヤッキングは少人数に限ります。全てにおいて「ゆとり」があるから楽しさ全開!!

凪の海でたゆたう時間。珈琲片手にだ~れもいない浜辺でのんびり過ごす時間。透明度の高い海域でのスノーケリング。潜ってみたり、魚やタコを捕まえてみたり、食べてみたり。時には海を眺めながら地球環境や持続可能性について語り合ったり。どれも格別な時間でした。

また、リピーターのお客様との長距離ツーリングや島々を巡るアイランドホッピングも別次元のおもしろさがありました。小豆島から海を縦断して高松や岡山まで漕いだり、豊島・直島諸島を経由して岡山の宇野まで横断したり、時には緊張感漂う時化の海をアドレナリン全開で漕ぐのも楽しかった。どれも達成感がハンパない!

いずれも、海旅はマニュアル化できないぶっつけ本番の旅。刻々と移り変わる気象条件に合わせて変幻自在にカタチを変えて行くのがカヤッキングのおもしろさですが、そこにワクワクやドキドキ、深い感動や喜び、そして学びがあります。実体験でしか得ることができない地球サイズの生きた学び。そこが僕たちがカヤックを通して伝えたい価値です。来年も海でお会いしましょう!

シーカヤックガイド 連河

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シーカヤック&シュノーケル
シーカヤック&シュノーケル
シーカヤック&シュノーケル

2021年は7月からツアー開始

ワクチンや予防も大事だけど、家にばかりいたら免疫力下がっちゃいますよ。やっぱり人間は太陽の下で元気に遊ばないとね。というわけで2021年度は7月より開始いたします。たまったストレス、日頃のうっぷん、モヤモヤした感情、そんなものはぜんぶ海に置いて帰りましょう。そして、元気と笑顔とワクワクドキドキを持ってお家に帰ろう!!

当方のツアーは限りない自由と安全性を提供する一組限定のプライベートツアー。海はいつも貸し切り状態ですので、ぜひぜひ安心してご参加ください。ご予約・空席のお問い合わせは、電話またはSMSでどうぞ。 電話でのお申し込みは前日まで、メールは前々日まで。

2020年度のツアーを終了。今年もたくさんの出会いに感謝!

ロードバイク

今年もたくさんのご来店、ありがとうございました。

コロナ禍で一時はどうなるかと思いましたが、今年からはじめた「一組限定ツアー」が功を成し、終わってみれば「中止確立ほぼ0%」(一度だけ雷で中止)という結果に至りました。

もっとも、今年は天候に恵まれたことも大きかったですが、それ以上に一組限定という「心理的な余裕」が結果に繋がったと思います。なにより、落ち着いて行動できるし、お客様どうしが気をつかう必要もなく、どこまでも自由。そして、海が荒れた場合でも風裏へ移動したり、カヤックを安定感のあるタイプに変えたり、状況に応じて臨機応変に対応することができます。

改め、ツアーは少人数に限りますね。ある意味、理想を追求したガイド歴15年目の集大成!
「収益性」を除けば完璧なツアースタイルです・・・(笑)

ガイド連河

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秋はシーカヤックのゴールデンタイム!

ロードバイク


コロナ禍で近頃はもっぱら自転車漕いでます。カヤックはパドルを使って手で漕ぎますが、パドリングの基本は足腰を使って漕ぐので、筋力が落ちると長距離がきつくなるんですよね。てなわけで下半身の筋力を補うために自転車は最高です。島は坂道だらけなので、いいトレーニングになります。上りは地獄だけど、下りは天国。風を切って走るのが気持ちいいです。

それはさておき、自転車旅は「ツーリング」と呼びますが、カヤック旅も「ツーリング」と呼びます。どちらも人力で旅するところや、漕げるようになると「漕ぐことそのもの」が楽しくなって来て、どんどん遠くに行きたくなるところ。などが共通点。ですが、カヤック自転車の大きな違いは「自由と開放感」です。

障害物の無い海を漕ぐ開放感はカヤックならではの格別な世界。自転車は誰かが造った「道路」を漕ぎますが、海には決められた道はありません。どこを漕ぐか、どの道を通るかは全て自分の判断と責任において自由です。風を読み、潮の流れを読みながら、五感や航海術を駆使して、より安全で快適な道を見極めて行く。そうしたところがシー・カヤッキングの奥深いおもしろさで自転車には無い部分です。

さて、陽射しも和らいで来ましたが、気温が下がる秋から冬にかけてが「シー・カヤッキング」のゴールデンタイム。海も砂浜も夕陽も、一年を通して最も美しくなる時期。長距離を漕ぐシーカヤック・ツーリングには最良の時期です。もっとも、秋は「台風が通過する時期」でもあるので「運次第」なところもありますが、高気圧に当たれば幸福度200%の海を楽しむことができます。というわけで、後は日頃の行い次第・・・。

ガイドより

シーカヤック


今年の夏は近年希な「穏やかな海」が続きました。

今年の夏は高気圧にすっぽり覆われたことで、過去に例がないくらい「安定した穏やかな海」が続きました。とはいえ、連日35℃超える猛暑日。余りに暑いので、ひたすらスノーケル三昧な夏でした。

カヤックは海を移動するするための手段であり、旅をするための道具(海の自転車みたいもの)でもありますが、カヤックでなければ辿りつけない場所があり、カヤックならではの楽しみ方があります。透明度の高い海域でスノーケルを楽しんだり、陸からはアクセスできない美しいビーチでランチを楽しんだり、これからの季節はキャンプが醍醐味ですが、荷物をたくさん積んで長距離移動できるところがカヤックの醍醐味。今年はコロナでお客様少なかったですが、下は2才から上は78才のじいちゃんまで、プライベートツアーならではののんびりとした時間を楽しめました。お越しいただきありがとうございます。

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しばらくの間、首都圏からの受け入れを制限いたします

7月17日、島内で初のコロナ感染者が確認されました。島の病院は対応できる病床数が1名のみという状況に付、当面の間は救急を除き、一般外来は閉鎖となるようです。

つきましては、大変心苦しいのですが、更なる感染拡大を防ぐため、当面の間は首都圏からの参加を制限したいと思います。一日でも早く事態が収束できるよう、ご理解、ご協力のほど、お願いいたします。


HPリニューアルしました。ご予約はお電話またはSNSで!

HPをリニューアルしました。ガイド自らが手作りしているため、未完成なところ、
誤字脱字、リンク切れ等々見苦しいところが多々あると思いますが、とりあえずUPしました。

ツアーは「7月23日」より開始いたします。
なお、本年度からは全てのツアーが「一組限定のプライベートツアー」となります。
安全性や楽しさを追求した結論なのですが、偶然にも「コロナ対策」のようになってしまいました。
いずれにせよ、人数は少ない方が安全快適であることは間違いありません。
というわけで、ご予約の方、どしどしお待ちしております。

それと、只今何らかの不具合によりメールフォームが機能していません。(調査中)
つきましては、ご予約お問い合わせは、電話またはSMS(ショートメッセージ)で受付いたします。
参加希望の方は、まずは空席状況をご確認ください。
空いてればその場でご予約を受付いたします。先着順です。

詳しくは→ 予約・お問い合わせ をご確認ください。


本年度より「一組限定」のプライベートツアーへ

より安全で自由度の高いツアー」を行うべく、本年度よりすべてのツアーを「一組限定」(定員は最大5名)
のプライベートツアーに移行します。ースは以下の4コース

半日コース」ビギナーの方から楽しんでいただける定番の約3時間コース(ホットドリンク&おやつ付)
一日コース」経験者を対象とした、瀬戸内海をのんびり楽しむランチ付コース
1泊2日キャンプツアー
2泊3日ガチ漕ぎツアー


2018年度のツアーを受付開始いたしました。ツアーは4月より催行します。

シーカヤック

光りの海

シベリア寒気団の勢力が弱まり、北よりの風が南よりの風に変わったらゴーサインの合図。というわけで、今年も海の季節がはじまりました。ただ、春は移動性高気圧が通過するので、3日毎に天気がコロコロと入れ替わる時期でもあります。そのため希にツアーが中止になることもありますが、高気圧が入った時の海は、光りが充満していてほんとに気持ちがいい。冬に凝り固まった心がぱーと明るくなるような。そんな開放感が味わえます。

シーカヤック

凪の海

海と陸の気温差(気圧差)が少ない春と秋は、一年のうちで海が最も穏やかになる時期でもあります。中でも高気圧が入ると鏡のような「凪(なぎ)の海」が登場します。写真は風速ゼロメートルの海の状態。この時、海上は音の無い静寂の空間となりますが、このつるんとした海を漕ぐ時の包み込まれるような柔らかな水の感触がなんともたまらない!

シーカヤック

春ワカメも食べ放題!

海の植物たちは冬から春にかけて成長します。水温が下がるとプランクトンが少なくなるため透明度が上がります。と、光りが海底まで届くようになるので植物たちはここぞとばかりにぐんぐん成長します。というわけで、春はカヤックの上から海底散策が楽しめます。水温が低いので海水浴はできませんが、透明度が高いので海の中が丸見えです。春ワカメを採取して「ワカメしゃぶしゃぶ」を楽しみましょう!

シーカヤック

春の装い

春は寒暖差が激しいので装いが難しい時期でもありますが、4月後半からは夏の装い(短パンに長袖シャツ+帽子)をベースに、気温に合わせてウインドブレーカーやレインジャケットなどで調整する感じになります。それと、外で遊び慣れてない方は、紫外線に当たると翌日にだるさが出ることがあるので、紫外線対策はしっかりしておきましょう。

※シューズはお店で用意してますので無くてもOKです。

シーカヤック

キャンプツアーも受付中

4月~7月上旬まではキャンプツアー(瀬戸内2DAYS&3DAYSカヤッキング)も受付しています。潮の流れがある海峡(瀬戸)を抜けて島々に渡るため、シングルカヤックがある程度漕げる経験者向けのプログラム(定員は3名まで)となりますが、サンライズを見ながらうまい珈琲が飲みたいぜえ!という人はぜひ。

2017年のツアーは終了しました。2018年は4月より開始予定です。

レインカヤック

今年もたくさんのご来店ありがとうございました。
約半年間の休業を挟んで2018年は4月から開始予定です。


2017年度のツアーは5月より開始いたします。
レインカヤック


※ツアーの受付は4月より開始いたします。

GW期間中は送迎が対応できません。恐れいりますが期間中は直接お越し頂けますようお願いいたします。


2016年度のツアーは10月末で終了いたしました。
棚田サミット

今年もたくさんの出会いに感謝!


7月12日~15日の4日間はお休み(佐渡島 棚田サミット出席のため)
棚田サミット

勝手ながら 7月12日(火)~15日(金)日は佐渡でのシンポジウム(棚田サミット)出席のため、ツアーはお休みさせていただきます。

基調講演は当方の理事でもある藻谷浩介さん(著書「里山資本主義」「デフレの正体」など)連河も分科会のパネリストとして出席します。

詳細は→ 第22回 全国棚田サミット 佐渡島

※上記の期間中は予約メールの返信ができませんが、先着順に予約を受け付けますのでどしどしオーダーください。お急ぎの方は電話にてご連絡ください。夕方17:00以降であれば電話に出られると思います。


ツアー開始しました ~ 熊本震災レポート

2016年度のツアーを開始いたしました。ツアーをキャンセルさせて頂いたお客様には申し訳ないことをしましたが、おかげでどうにか実家も暮らせる状況に復旧し、余震も収まりつつあり、ほっと一息しているところです。

さて、熊本の実家は震源に近かったこともあり、集落はほぼ全壊状態。実家も全壊の紙が貼られましたが、修復すればどうにか住める状態でした。しかしなにより家族はみんな無事だったので家族総出で復旧作業を行いました。数日後にはインフラも復旧してどうにか暮らせる状況になりました。ビックリして家を飛び出し行方不明になってたネコのちーちゃんも、しばらくすると誇らしげにネズミを咥えて帰ってきました。動物たちはたくましかです。小さくてもいざというときは一人でも生きていく力がある。それに比べて人間はどうだ。一人じゃなんにもできない弱い存在だと思いました。でも、だからこそみんなで力を合わせて大きなことを成し遂げる想像力があるということも。

北海道から夜通し2000kmを走り、お風呂をプレゼントしてくれた自衛隊の方々に癒され元気をもらいました。不眠不休で道路を直している人たちの姿に元気をもらいました。家が潰れた隣で、必死に農作物の出荷作業をしている人たちの姿に感動しました。地震なんかにゃ負けんばい。そういって笑っている人たちがたくさんいました。みんな涙がでそうなくらい感動したし元気をもらいました。つくづく人間てのはすごいなぁと、支援しに行っている方が逆に元気をもらっている日々でした。

被災地の人たちが望んでいることは、一日も早く元の暮らしに戻すこと。安心して眠れる家があり、お風呂に入れること。といった当たり前の暮らしです。そのために必要なのは様々な方面のプロの技術者です。建築、土木、電気、設備、インフラを直せるプロの技術者に、金融や保険のスペシャリスト、メンタル面のケアをする専門家などなど。瓦礫を撤去するボランティアもまだまだ必要。ただ、あまりのゴミの量でどこもゴミが溢れてる状況。右から左に簡単に進まないのが現状です。後は専門家に任せるしかなかごたる・・・。

てなわけで、たいしたこともできずに、逆に元気をもらって帰ってきました。改め、被災地では当たり前のことが当たり前ではなかったので、いつも通りの暮らしができること。そしていつも通りに仕事ができることに感謝です。そして、自分の持ち場で与えられたことを精一杯がんばること。それが一人一人にできる最大の復興支援なんだとも。余震が続いている時、みんなが見てたのは被害状況を伝える報道番組ではなく、歌番組やバラエティー番組でした。神経が張り詰めた極限の状況では、ほっとしたり、気が抜ける時間が必要でした。緊急を要するときに、くだらんお笑い番組なんかけしからん。という人もいるけどそうじゃない。そんな時だからこそ、気が抜ける番組が必要であり、それこそが立派な復興支援であり勇気がいることだとも思いました。

ツアーに置き換えれば、こんな時だからこそ、ほっとしたり、美しいものを見に行ったりする必要がある。加えて、キャンプを通して非常時に備える心得やサバイブ技術なども真剣に取り組む必要があると思いました。例えばテントの設営の仕方だとか、雨天での火のおこし方や火の取り扱い方法だとか、安全な場所とはどういう場所なのかとか。逆に、水が通り抜ける危険な場所とはどういうところか。そうしたことは自然の中で遊んでいれば感覚的に身に付いて来るもの。つまり、アウトドア活動そのものが防災訓練も兼ねているということ。つまるところ、アウトドアとはミニマリズム(持たざる暮らし)の実践でもあり、野外活動の中にはサバイブしていくための数多くの知恵やヒントが含まれています。そうしたことを本気で伝えていく必要があるとも感じました。

また、被災地で感じたことの一番は、家や暮らしは 「シンプルであること」 が最も優れた安全機能であるということでした。モノに満たされた現代は、とかく家の中まで様々なモノが溢れがち。しかし、地震の時はあらゆるモノが凶器に変わる可能性があります。例えば壁にかけてる絵画、時計、装飾品、ガラス製品、ピンや画鋲。これらは床に落ちて割れたり、逃げる時に足に刺さってケガをしたり、これが元で逃げ遅れたりする人も多かった。

また、オール電化は便利だが災害時には使えない。停電したら終わり。お湯も沸かせないし、風呂にも入れない。やっぱり薪や灯油ボイラーがいいね。災害時にはアナログ式に限る。といった声も多かった。実際、実家では薪と灯油のハイブリット式ボイラーを長年使い続けていましたが、昨年ソーラーパネルで電気を賄うためオール電化に切り替えた。ところが、お湯を入れるタンクが重すぎるあまり、揺れに耐えきれず土台がへし折れた。メーカーさん曰く震度7は想定外。おまけに大多数のタンクが倒れてしまったため、部品の供給や修理も追いつかない状況。つまり、便利さは一方でリスクも高く、古から使われきた道具の方が万能であるという逆説。こうしたことも踏まえて、歴史ある道具を今一度見直すことも重要だと感じる日々でありました。

被災地で学んだことはたくさんありますが、その一つは何事においても「すき間」が大事やねん。ということでした。熊本城の石垣が崩れたことは報道の通りですが、意外にも江戸時代初期の古い石垣はあまり崩れておらず、新しい石垣の方が酷かった。要するに、石切技術が進んでいなかった時代の石垣には「すき間」があった。すき間がダンパーとなり衝撃を吸収した。「耐震」ではなく「免震」 (揺れを吸収し衝撃を逃がす)構造だったというわけです。古いものは一件すると「いい加減」に積んでるようにも見えますが、「いい加減」とは熟練の職人感覚が生み出す「良い加減」だったということ。人間も構造物も「すき間」や「遊び」が大事。遊びがストレスを吸収するということですね。

最後に、被災現場(特に益城エリア)は想像を絶する世界で、爆弾が落ちたような目を疑う現実がありました。なにもかも一瞬で奪い取ってしまう大自然の驚異。それらを前に為す術もなく、ただ呆然と立ち尽くすだけの自分に儚さを感じた瞬間もありました。しかし、自然に対する畏敬や畏怖といった自然を恐れ敬う感情や、自然には到底逆らえない。といった神の領域的なスケール感は、なにも被災地だから感じる特別なものではなく、海や自然の近くで働いてる人たちにとっては日常に感じることでもあります。しかしながら、自然と暮らしが完全に切り離されてしまっている現代社会において、こうした感情を知り得る機会は非常に少ないのが現状ではないか。もちろん知らないでもいいのなら、その方がいいかもしれない。けれど、それらの存在を忘れたり怠慢になった時に、二次災害的な悲劇が訪れる。という事実をぼくたちは大震災の度に見せつけられているような気がしてなりません。事実、ここは安全です。高さ10メートルの防波堤をつくったから津波の心配はありません。そうしたところが東北でも実に多くの被害を受けた。更に言えば、記録に残ってる大津波の高さはケタが一つ多いにも関わらず、未だ懲りずに巨大堤防を造り続けていること自体にこの国の危うさを感じるのです。あたかも自然はコントロールできると言わんばかりに・・・。

総じて、人は謙虚さ失った時、大きなしっぺ返しをくらう。そして、ワイルド(野生)とは、常に慎重であること。それが自然の中で生き延びるための唯一の法則であり、進化の土台なのだと。

連河

 

熊本地震熊本地震熊本地震熊本地震


「熊本大地震」 復旧支援のため、5月末までツアーはお休みします。

先般の 「熊本大地震」 において、ガイド(連河)の実家が被災しました。つきましては復旧支援のため、5月末までツアーの方はお休みとさせていただきます。5月の連休を楽しみにされていた方も多いと思いますが、日々親不孝してる身ゆえ、こんなときこそ助けてあげなきゃならん。そう思い、お休みをいただくことにしました。ツアーをキャンセルさせていただいたお客様、ならびに楽しみにされていた方々にはこの場をかりましてお詫び申し上げます。

なお、ツアーは6月より開始しますので、それ以降のオーダーは随時受付しています。ただし、帰ってくるまではメールの返信ができません。戻りましたらこの場でまた報告いたします。

チーフガイド:連河(負けんばい熊本)くまもん


ホームページ リニューアル

ホームページをリニューアルしました。10年目の今年は初心に戻り、もういっぺん小豆島を根っ子から楽しんでみよう。そしてゲストたちと一緒に島を楽しもう。そんなことを想いながら制作しました。全体的なコンセプトは島旅の表題にも書いた 『』(よすが)。「縁」は「えん」「えにし」「ゆかり」「ふち」 とも呼びますが、「よすが」は「舟を寄せるところ」「舟を寄せる縁(ふち)」「身や心の寄りどころ」といった意味で「島」という文字の語源でもある言葉。海に囲まれた島に暮らすぼくたちにとっての島は、正に舟を寄せるところであり、ほっと安心できる 「よすが」(安住の地)なんですよね。というわけで、ツアーを通して 「ほっ」 としたり 「リラックス」 できる 「よすが」 を一緒に探しにいったり、楽しんでみたいと思っています。


ファミリーカヤックは4才 から対応

本年度夏よりファミリーカヤックは4才から対応します。これまでは安全性や体力面等の問題から対象を小学性以上としておりましたが、小さなお子様にも対応できる新しいカヤックを導入。(特注で制作してもらったハンドメイドの高性能なカヤックです)これにより、無理なく快適にカヤックを楽しんで頂けるようになりました。

シングル艇並みに速い快速タンデムカヤック 時には3人乗りにも

カヤックカヤック

シングル艇並みのスリムさと、タンデム艇の長さを持つ、細くて長い最新タンデム艇(写真↑)漕ぎ足が軽く、速い、よく曲がる、それでいて安定してる次世代のタンデム艇。大人が漕ぐと快速。通常のタンデム艇と比べて力がいらないから子ども同士のペアでも行けます。まん中のハッチを開けると小さなシートが隠されていて、時には親子3人乗りにもなる特別仕様。舵付なのでコントロールも楽ちん。

 

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2016年度のツアーは4月より開始

シーカヤック2016年度のカヤックツアーは4月より開始いたします。予約は随時受付中です。


春から初夏にかけての海の特徴とカヤックの装い
シーカヤック

春の海は非常に穏やか。だけど・・・

春から初夏にかけては一年を通して海が最も穏やかな時期。中でも高気圧の中心に入った時は、瀬戸内海名物の 「凪の海」 となり、海上は時間が止まったような 「音の無い世界」 となります。これがほんとにいいーんです。

ただ、春先は 「移動性高気圧」 が通過する時期なので、穏やかな小春日和が続いたかと思えば、急に寒くなったりと、天気が気まぐれなものも特徴です。

春ワカメ

春の味覚と風物詩

5月後半までは水の透明度が高いのでカヤックの上から 「海底散策」 が楽しめます。ワカメそよそよ。冬場は光りが海底まで届くので、海草たちがいっせいに育つ時期となります。それを食べにいろんな海の生きものたちも集まっています。観察するついでに、カヤックの上からワカメを収穫してみましょう。収穫したワカメはビーチに上陸したあとで、お湯を沸かして 「ワカメしゃぶしゃぶ」 に。春の味覚も一緒に楽しみましょう。

シーカヤックの服装

装いについて

春から夏にかけては、速乾性のある化繊の下着に短パン、トップは化繊のシャツ+気温に応じてウインドブレーカーやレインジャケットを合わせる感じです。腰から下は防水カバーを装着するので濡れる心配もありません。カヤックの中は意外に暖かいです。また、初夏までは水温が低いので、海上散策(パドリング)中心のツアーとなります。よって、下着は水着じゃなくても化繊のものならなんでもOKです。

 

参考までに、5月のGWあたりの水温は18℃前後(一般的な水風呂の温度)なので、水に入ると ( ;゚д゚))アワワとなります。海水浴が快適な時期は水温が25℃を超える7月の 「海の日」 あたりからです。

※服装についての詳細は → 服装と準備 をご覧下さい。


冬期休業のお知らせ 3月末まで
勝手ながら2016年の3月末までツアーの方はお休みいたします。
ツアーは4月から開始します。予約は通常通り受付しています。

11月19日~30日は 『瀬戸内カヤック横断隊』 参加のためツアーはお休みします

11月19日~30日までは 『瀬戸内カヤック横断隊』 への参加のため、ツアーはお休みいたします。 10日間ほど不在になるためご迷惑をおかけ致しますが、その間はメールでのお問い合わせにはお応えすることができませんので悪しからず。

瀬戸内カヤック横断隊

瀬戸内カヤック横断隊について

冬のはじまりの風物詩。『瀬戸内カヤック横断隊』 は瀬戸内海の西の玄関口、山口県の祝島から小豆島までの約250kmの海路を、7日間の日程、かつ無補給で旅する実践版シーカヤックアカデミー。プロ・アマ問わず、志があれば誰でも参加できる自由参加、自由離脱が原則の開かれた学びの場。創始者で初代隊長は海洋ジャーナリストの内田正洋さん。2003年にはじまり13年目。今年は祝島から21日(土)にスタートして小豆島(28日到着予定)を目指します。(毎年出発地点が交互に入れ替わります)

夜明けと共に漕ぎだし夕暮れまで。走漕距離は一日平均40km。完漕率は約50%。11月は西高東低冬型の気圧配置に入れ替わる時期。時化でビバークを強いられることも多く、ゴールに到着できないことも少なくありません。プロなら簡単な旅路。されど、決められた時間内に、年齢や性別、経験や国籍の異なるもの同志が、安全無事にゴールまで辿り付くためにはどうしたらいいのか。時化の海を進むべきか、進まざるべきか。行けばゴールは近付き、留まれば希望は遠のく。その狭間で全員の漕力や実力を踏まえた上で、どう判断し、どう決断を下すのか。そうしたことを7日間ひたすら考えながら船団で旅をするところがアカデミーたる所以。

現在、二代目隊長は山口県をベースにしている 『ダイドック オーシャンカヤックス』 の 原康司 さん。個性豊かな全国のシーカヤッカーに出会えるところも魅力。夜の横断隊(宴)がこれまたおもしろい。

BS11 アーサー・ビナード 日本人探訪 ♯3 山口県 原康司


内田正洋 『シーカヤック海旅塾』 塾生募集
内田正洋 海旅塾

ニッポンを学び直す渚の学校。海洋ジャーナリスト内田正洋と瀬戸内のシーカヤックガイドとのコラボ企画 『シーカヤック海旅塾』 を10月より開塾します。詳しくは シーカヤック 海旅塾 をご覧頂くとして、参加を希望される方は詳細ページに記載のアドレス宛に必要事項を記入してエントリーください。開催日程が決まり次第、追ってお知らせいたします。定員は約8名ほどの少人数制です。


シーカヤックのゴールデンタイムはじまりました
オータムカヤック

やってきましたゴールデンタイム。空気がひんやりしてくる秋は、カヤック本来の醍醐味であるパドリングを楽しむ最良の季節。空気が乾燥してくるため、透明感も増し、空と海の青さがより美しくなります。加えて10月前半までは水温も高いので、晴れた日は海水浴も楽しめます。ただ、9月も後半に入ると水温よりも気温の方が低くなるため、海から上がると ”さむ~” プルプル・・・ となりますが、ひんやりした感じがいいんだよねぇ。海から上がったあとの、あったかい珈琲や紅茶がこれまた最高なんだよねぇ・・・。

また、ハイテンションな夏の海も楽しいですが、少人数で静かに楽しむ秋の海がやっぱりいいなと思います。といってもさすがに連休だけは混み合いますが、それ以外の平日は参加人数も徐々に少なくなるので、シングルカヤックでのんびりと海を満喫できると思います。(参加人数が多い時はダブル艇となります)というわけで、のんびりしたい方はぜひ平日にお越しください。

それと、漕ぎやすい秋は長距離パドリングが最高です。リピーターには待ちに待った季節ですね。というわけで新設した瀬戸内@カヤッキングシリーズにもどしどしエントリーください。最高のシーズンを心ゆくまで楽しみましょう。今年は12月中盤まで行います。

オータムカヤック
秋は一年でも最も快適なシーズン。カヤッキングは少し寒いくらいが丁度いい。寒ければ寒いほど海は美しい。

カヤック秋冬の装いについて
カヤックの服装

秋の服装いついて

秋は一年で最も海が心地良い最高のカヤックシーズン。秋雨前線が去った後は、穏やかな小春日和になる日も多く、最高のパドリング日和となる日も多いです。ただし、秋は寒暖差が激しく天候が変わりやすいのも特徴。よって、これからの時期にカヤックに参加される方は、夏の装いに加えて、防寒対策としてレインジャケット(合羽)やウインドブレーカーなどの風を防ぐジャケットご用意ください。(ジャケットは上だけでOK)それと、海上では水飛沫を浴びたり、陽射しや照り返しが強く眩しい場合もあるため帽子もお忘れなく。なお、9月の後半以降はパドリング中心のツアーとなり、海に入ることも少なくなります。よって下着類は化繊のもの(綿以外)であればなんでもOKです。詳しくは 服装と準備 をご覧下さい。


ホームページ&ツアーメニューを一新
小豆島DREAMISLAND

ホームページのリニューアルに合わせて、ツアーメニューを一新しました。